用語集

この用語集は、このマニュアルで使われている OmniPlan またはプロジェクト管理に関連する用語の定義を五十音順にまとめたものです。

T 日

開始日がまだ決まっていないプロジェクトの初日。開始日が設定されるまで、すべての日付は T 日に経過時間を加えた形式で表されます(例、T+2w 1d)。

依存関係

あるタスクが開始または終了する前に別のタスクが開始または終了しなければならないという関係。たとえば、「ペンキを買う」が終わらないと「フェンスにペンキを塗る」を始めることはできません。

インスペクタ

現在の選択内容を検査するためのツールを備えたサイドバー。
OmniPlan のインスペクタは、メインウインドウの右側に表示されます。インスペクタの左端をクリックしてドラッグすれば、インスペクタを隠すことができ、その分メインビューのスペースが広くなります。隠れているインスペクタを表示するには、ウインドウの右端を内側に向かってドラッグします。「インスペクタ」>「インスペクタを表示/隠す」(Shift-Command-I)の順に選択しても、同様の結果が得られます。
OmniPlan のビューの 1 つで項目を選択すると、選択されている項目のタイプに最も関連するインスペクタに切り替わります。

グループは、そのすべてのメンターに対するとみなされます。これは、アウトラインソフトウェアでよく使われる用語です。

ガントチャート

ガントチャートはプロジェクトを時間の経過に沿って表したもので、OmniPlan ではガントビューの右側に表示されます。各タスクはそれぞれバーで表され、タスクアウトラインの行に対応しています。また、依存関係を表す線を用いて他のタスクにつなげることもできます。バーの水平方向のサイズと位置は、そのタスクが展開される所要時間とスケジュールを示します。

ガントビュー

タスクを作成、編集、および検査するための、プロジェクト書類ウインドウのモード。このビューの左側にはタスクアウトライン、右側にはガントチャートがあります。

基準スケジュール

基準スケジュールは、実績スケジュールとは異なり、特定の時点からプロジェクトがどのように遂行されるべきかを示すものです。プロジェクトの基準を設定するまで、基準スケジュールと実績スケジュールは同じです。いったん基準を設定すると、その後の編集によって変更されるのは実績スケジュールだけです。「表示」>「基準との比較」サブメニューを使用すると、ガントチャート内で基準スケジュールと実績スケジュールを比較できます。

クリティカルパス

クリティカルパスは互いに依存する一連のタスクであり、それらの所要時間が変わった場合には、プロジェクト全体の所要時間が変わります。クリティカルパスは、「表示」>「ガントチャート」>「クリティカルパス」またはツールバーの「クリティカルパス」ボタンを使って確認できます。クリティカルパスは個々のマイルストーンおよびプロジェクト期間全体に対して図示できます。マイルストーンのクリティカルパスは、マイルストーンインスペクタのチェックボックスを選択して表示できます。

グループ

タスクアウトラインまたはリソースリストの項目は、グループにまとめることができます。アウトラインでは、グループから少しインデントされた状態でメンバー、つまりそのグループの ”” が表示されます。ガントチャートでは、タスクグループによってそのメンバーが 1 つにまとめられます。

経過時間

タスクに必要な実際の時間、またはタスク間に配置する実際の時間の測定値。経過時間は通常の所要時間や作業時間とは異なり、値が特定量のカレンダー時間を指し、プロジェクトの稼働時間から計算されるものではないという点で "実際の量" だと言えます。経過時間は、経過した所要時間を使ってタスクを作成するときに使用され、タスク間のリード/ラグタイムを設定する際にも使用できます。

タスクグループまたはリソースグループのメンバーは、そのグループのとみなされます。これは、アウトラインソフトウェアでよく使われる用語です。

公開

あるプロジェクトがその内容に関する情報を公開すると(OmniPlan Pro の機能)、そのプロジェクトに割り当てられているリソースの状態が共有サーバリポジトリ内の他のプロジェクトに伝えられます。1 つのリソースが複数のプロジェクトで共有されている場合(メールアドレスで識別)は、リポジトリを照会しているプロジェクト間で平準化を行うときに、公開しているすべてのプロジェクトによって示されるそのリソースの負荷が考慮されます。

項目

タスクアウトラインまたはリソースリスト内の 1 行。「表示」メニューの「展開」や「折りたたむ」、「構成」メニューの「インデント」や「インデント解除」など、アウトライン用の一般的なコマンドはどのアウトラインの項目に対しても使用できます。

効率

特定の時間内にリソースがどのくらいの作業をこなせるかを示す手段。効率は所要時間や作業時間に影響することがあります。たとえば、100% の効率とは、あるリソースが 1 時間につき 1 時間の作業時間を費やすことができることであり、50% の効率とは、あるリソースが 2 時間につき 1 時間の作業時間を費やすことができることを意味します。

コスト

タスクとリソースはどちらも貨幣原価を持つことがあります。タスクの総コストは、タスクのコストと、そのタスクに割り当てられたリソースのコストとの合計です。リソースは、使用あたりのコスト時間あたりのコストのいずれか、またはその両方を持つことがあります。

差異

差異とは、実績スケジュール基準スケジュールの差を表す時間量のことです。

作業時間

作業時間とは、所要時間とは異なり、タスクに割り当てられたすべてのリソースを考慮した上で、そのタスクを完了するのにかかる時間のことです。たとえば、所要時間が 4 時間のタスク に 2 人のリソース(共に 100% のユニットと効率)が割り当てられている場合は、その作業時間は 8 時間となります。

資材

資材はリソースの一種であり、消耗品を表します。
資材リソースの場合、ユニットはプロジェクトを通して使用されるリソースの数を表します。この値は、そのリソースが別のタスクに割り当てられるたびに更新されます。
資材リソースは、使用あたりのコストの値を持つことがありますが、時間あたりのコストの値を持つことはありません。

実績スケジュール

実績スケジュールは、基準スケジュールとは異なり、現実におけるプロジェクトの状態を表したものです。プロジェクトの基準を設定するまで、基準スケジュールと実績スケジュールは同じです。いったん基準を設定すると、その後の編集によって変更されるのは実績スケジュールだけです。

照会

プロジェクトが共有サーバリポジトリを照会すると(OmniPlan Pro の機能)、他のプロジェクトによって公開されているリソース負荷データを考慮できるようになります。負荷を平準化するとき、照会プロジェクトは公開プロジェクトから受け取った使用状況情報に基づいてリソースを調整できます。

所要時間

所要時間とは、作業時間とは異なり、タスクを完了するのにかかる正味の作業時間のことです。たとえば、4 時間の作業時間を必要とするタスクを 2 人のリソース(共に 100% のユニットと効率)に割り当てた場合、所要時間は 2 時間となります。

スタッフ

スタッフはリソースの一種であり、プロジェクトで作業する人々を表します。
スタッフのユニットはパーセンテージで表されます。プロジェクトに対して完全に空きがある人のユニットは 100%、一部の作業時間を他のプロジェクトに費やす人のユニットはそれより低くなります。これは、作業時間数を減らすこと(リソースビューで設定)、または効率を下げること(リソースインスペクタの「リソース情報」セクションで設定)とは異なります。
スタッフは、住所効率使用あたりのコスト時間あたりのコストの値を持つことがあります。

スラック

スラックフロートとも呼ばれるプロジェクト管理用語であり、あるタスクを延期できる(つまり、延期しても、そのタスクの完了時期がその後に来る依存タスクの開始に問題を与えない)期間を指します。空きスラックとは、ある 1 つのタスクとその後続のタスクに固有なスラックのことで、合計スラックとはプロジェクト内のすべての空きスラックを合計したものです。どちらの値もガントビューの列として表示できます。

制約違反

制約違反とは、プロジェクトが正しく機能しなくなる原因となる、何らかの問題のことです。制約違反は、制約違反ウインドウを使用して解決できます。

設備

設備はリソースの一種です。これは、コンピュータハードウェアなど、ある種の再使用可能なアセットを表します。また、会議室などを設備として考慮すれば、複数のタスク間でその使用のバランスをとることができます。
設備リソースの場合、ユニットは、プロジェクトに対して利用可能な設備の時間のパーセンテージを表します。
設備は、効率使用あたりのコスト時間あたりのコストの値を持つことがあります。

タスク

プロジェクトを進めるために遂行しなくてはならない作業項目。タスクは、タスクアウトラインやプロジェクトアウトラインでは行として、ガントチャートでは対応するタスクバーとして表されます。

添付ファイル

リンクファイル」を参照してください。

テンプレート

テンプレートとは、新規書類の開始点として使用できるファイルのことです。OmniPlan Pro には、プロジェクトに関する HTML ベースのレポートを作成するためのレポートテンプレートもあります。

ネットワークビュー

プロジェクトを依存関係でつながれた一連のタスクノードのウェブ、つまりネットワークダイアグラムとして表した書類ウインドウのモード。ガントチャートのようにプロジェクトの時間的な流れを強調するのではなく、タスク間の関係を明確に表します。

ハンモック

前後のタスクにより課せられる制約に基づいて所要時間が変化する、柔軟な作業時間を持つタスク。

プロジェクトアウトラインビュー

タスクを作成、編集、および検査するための書類ウインドウのモード。このビューでは、タスクアウトラインがウインドウ全体にわたって表示され、可能な限り多くのカスタム列を使ってより多くのデータを見ることができます。

平準化

プロジェクトの平準化、またはリソースの平準化とは、リソースが可能な限り効率的に使用されるようにプロジェクトを自動的に再整理することです。したがって、どのような場合でも使用可能なユニットの 100% を超えてリソースが割り当てられることはありません。また、できるだけ早くタスクが完了するように、最も効率的なリソースの順序が探し出されます。
新規に作成されたプロジェクトは、リソースがタスクに割り当てられるときに、それらのリソースを自動的に平準化するように設定できます。この自動平準化の機能は「プロジェクト」メニューで無効にできます。
自動平準化を有効にしない場合は、変更(タスク完了の更新やリソースの割り当て変更)を行った後に手動でプロジェクトを平準化するように心掛けてください。

マイルストーン

マイルストーンは、所要時間がなく、作業時間を要しないタスクの一種です。その目的は、プロジェクトのタイムラインで重要なポイントを押さえることです。マイルストーンは、依存関係と稼働スケジュールに基づいて時間的にシフトすることがあります。プロジェクトのマイルストーンは、ガントビューとマイルストーンインスペクタで管理できます。

モンテカルロ推定

モンテカルロシミュレーションは、起こりうる結果(OmniPlan Pro の場合は、プロジェクトやマイルストーンが時間どおりに完了する可能性)を推定するため、値の広がりに基づいてランダムサンプリングを使用します。シミュレーションの実行時、数百のランダム化された可能性が考慮され、その平均の結果が信頼度(マイルストーンが指定された日に完了することに対する信頼度)として報告されます。
使用される推定データは可能な値の範囲の中でランダム化されるため、複数回のモンテカルロシミュレーションを実行した場合は、たとえ同じデータセットを使っていても、得られる結果は毎回わずかに異なります。ただし、1 回のシミュレーションでかなりの回数の反復が行われるため、ひどく外れた値は消去されます。

ユニット

ユニットは、さまざまなコンテキストにおけるリソースの量を表します。スタッフや設備の場合、ユニット値はプロジェクト内のタスクに割り当てることのできるリソースの作業時間を表すパーセンテージです。資材リソースの場合、ユニット値はプロジェクト内のタスクによって使用される資材の物理量を表す数値です。

リードタイム

リードタイムとは、関与する 2 つのタスク間にある量の時間が必要であることを示すために、依存関係に指定できる所要時間のことです。たとえば、1 日のリードタイムがある「開始→開始」依存関係は、最初のタスクが開始された後、1 日経ってから 2 番目のタスクの開始が可能になることを意味します。
リードタイムは負の数になることもります。たとえば、–2 時間のリードタイムがある「終了→開始」依存関係は、最初のタスクが完了する 2 時間前から 2 番目のタスクの開始が可能であることを意味します。
リードタイムを設定するには、タスクアウトラインにある「依存タスク」列または「先行タスク」列の依存関係コードの末尾に、または「依存関係」インスペクタで、所要時間(+3w や –2d4h など)を入力します。
また、リードタイムは先行タスクにかかる所要時間のパーセンテージとして表されることもあります。たとえば、直後のタスクと同じ長さのリードタイムを設定する場合は「100%」と入力できます。

リソース

リソースとは、プロジェクトを完了するのに必要な人々や物品のことです。リソースはリソースリストに一覧され、タスクに割り当てることができます。リソースには、スタッフ、資材、設備の 3 つのタイプがあります。

リソースタイムライン

リソースビューの右側には、各リソースに割り当てられたタスクのタイムラインがあります。どちらかと言えば縦方向に圧縮されたこのタイムラインでは、リソースに注目しながらプロジェクトを見ることができます。

リソースビュー

リソースやスケジュールを作成、編集、および検査できる書類ウインドウのモード。このビューの左側にはリソースリストがあり、右側にはリソースタイムラインがあります。また、通常の稼働時間用のカレンダーとカスタム時間用のカレンダーもあります。

リソース負荷

リソース負荷とは、プロジェクト内のさまざまな時点でそのリソースが割り当てられている作業時間の量のことです。あるリソースが一度に 100% 以上の利用可能率で割り当てられている場合、それは「過負荷」または「過度の利用」と言われます。リソースの過負荷は、リソースの平準化を行うことで緩和できます。各リソースの負荷は、「表示」>「タイムライン」>「リソース負荷」で確認できます。

粒度

「タイムライン」インスペクタで設定される、タスクをスケジュールするときに使用される精度のレベル。タスクは正確にスケジュールすることも、時間や日の粒度設定を使ってスケジュールすることもできます。粒度を変更しても、タスクに必要な作業時間の量は保持されます(つまり、粒度はスケジュールの方法に影響するだけです)。

リンクファイル

リンクファイルは OmniPlan で使われる表現で、コンピュータ内にあるファイルのことです。ファイルは「編集」>「ファイルへのリンクを追加」を使ってプロジェクト全体、タスク、またはリソースにリンクでき、これらのリンクファイルはすべてカスタムデータインスペクタの「リンクファイル」で管理できます。

割り当て

タスクにリソースを割り当てると、そのタスクの所要時間中、そのリソースがそのタスクに従事することになります。割り当ての量は、タスクに費やされるリソースの時間に対するパーセンテージで表されます。割り当てられたリソースインスペクタを使用して、タスク単位でリソースの割り当てを管理できます。